忘れ去られてゆく運命にある、Classic Mac OSに哀悼の意をこめて、その清く正しく美しい人生を集大成するコーナーである。つっても、先端の話題にはついて行けない年寄りの回顧録に過ぎないのかもしれない…… 昔は良かった。ヨレヨレ、ヨボヨボ。
※当方が製作しておりましたオールドマック用シェアウェアにつきましては、2003年12月31日をもちまして販売を終了いたしました。長年にわたり御愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
Mac OS Xの登場で、マックのオペレーティングシステム環境は2度目の大変革を迎えた。絶滅危惧種の仲間入りを果たした、Classic Mac OS{クラシック マック オーエス、Mac OS Xでは旧来のアプリケーションを実行する環境をClassicと呼んでるのでMac OS 9以前のMac OSをこう呼ぶ。Macintosh Classicを連想したあなたは結構クラシックな人である(^^)}だが、使いようによってはまだまだイケる。
さあ、オールドマックを使いまくろう、クロックジェネレーターが最後の鼓動を打ち終えるまで。
「がんばれ──680x0!、負けるな(なんに?)──PowerPC 60x!」
「たとえ、Mac OS Xが動かなくても……」
と、はやし立てる割にはタイトルが黄昏れなのだった。
2006年1月11日、ついにIntelプロセッサを搭載したMacが発売された。2度目のプロセッサ変更達成だ。すばらしい。が、Intelプラットフォームでは、もはやクラシック環境すらサポートされない。
とっぷり日も暮れたようである。
2007年10月26日、Mac OS X v10.5 Leopard発売。インテルマックは言うに及ばず、PowerPC搭載MacでもClassic環境は消滅した。
Classic Mac OSよ安らかに。
(2007-10-26)