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オールドマックには、CD-ROM ドライブが内蔵されていなかったり、よしんばドライブが搭載されていても2倍速とか4倍速の亀ドライブだったりする。 サードパーティ製の外付け CD-ROM ドライブを持っていれば当然それを使いたくなるのだが、普通、Mac OS 付属の CD-ROM デバイスドライバはアップル純正の CD-ROM ドライブしかサポートしていない。 そこで、純正以外の CD-ROM ドライブを使うちょっとしたコツを教えよう。 なお、この方法、CD-ROM を使用する頻度が高い人には向いていない。 Mac OS 7.6 製品があまっているとか、サードパーティ製のデバイスドライバを持っているとか、Apple CD-ROM ドライバにパッチが当てられる場合は、そちらの道を選ぶのが懸命だ。 マックは、CD-ROM から起動することが可能なことは皆さん御存じと思う。 起動可能なディスクには、媒体自身にデバイスドライバが書き込まれていなければならない。 そして、Mac OS システムインストール用 CD-ROM はサードパーティ製ドライブからでも起動できることが多い。 つまり、システムインストール用の CD-ROM に書き込まれているデバイスドライバは、意外と汎用性が高いのだ(Toast Deluxe 4.1.2J で作成した起動可能 CD-R に含まれるデバイスドライバも使える)。 んじゃ、この起動可能なインストール用 CD に書き込まれているドライバを普段でも使えるようにしてやればいいじゃん。 気の早いあなた、インストール用 CD の目に見えるファイルを探しても、そんな機能拡張書類は見つかりませんよ(^^)。 で、その方法だが、B'Crew Lite, SCSIProbe など、起動後にディスクメディア上のドライバをロードする機能を持ったソフトを使う。 ■今回の厳選素材 サードパーティ製 CD-ROM ドライブと、B'sCrew Lite 3.1.8(フルバージョンじゃなくてライトね)など。 B'sCrew Lite は、よく外付けのMO ドライブなんかに OEM で付いてたりするが、単体でも数百円で売ってたりする。 B'sCrew に限らず、汎用フォーマッタは大抵マウント機能をもっているのだが、CD-ROM ドライブに対してはこの機能が使えないことがままある。 ■調理法
本体の電源を入れる前に、「システムインストール用の CD-ROM を外付け CD-ROM ドライブに挿入しておく」だけで自動的にドライバをロードしてくれるマックもある。 ※Apple CD-ROM ドライバは機能拡張フォルダから取り除いておいた方がよいかもしれない。 (2001/1/28) Copyright 2001 TAKAHASHI,Ryoji |