仰天イカモノ堂

CW Utilityマニュアル

DISC TITLE PRINTER用ユーティリティ

このページの情報は既に古くなっています。OS X Lion 10.7用にはプリンタードライバー製品がありますのでそちらを御利用ください。

「CW Utility for Mac OS X」はカシオ計算機株式会社から発売されているDISC TITLE PRINTER(ディスク タイトル プリンター)CW-E60/CW-K80/CW-50/CW-70/CW-100およびNAME LAND(ネームランド) DiSCBiZ KLD-200/KLD-300/KLD-700をMac OS Xから利用するための手軽で便利なシェアウェアユーティリティです。

あらかじめ、ペイント系グラフィックソフトで作成しておいたレーベルデータをCW Utilityのウィンドウにドラッグ&ドロップして印刷ボタンを押すだけで簡単にCD-R/DVD-Rのレーベル面へ直接印刷することができます。Adobe Photoshopなどのモノクロ画像2階調画像をあつかえるソフトウェアと組み合わせてお使い下さい。

インスタントタイトル機能(詳しくは別記)を使えばテキストデータから紋切り型なれど93%(当社比)の御客様に御満足いただけるハズな文字のみによるレーベルをCW Utility単体で作成することもできます。

※KLD-200/KLD-300/KLD-700ではディスクタイトル印刷のみ対応、ラベルテープ印刷はできません。
※CW Utilityにはレーベル用の画像データ自体を作成・編集する機能は一切ありません。

Intel Mac対応について

CW Utility 6.9.19以降であれば、Intelプロセッサ搭載のマックでも動作を確認しています(Rosettaによる変換実行)。今後もCW Utilityのインテルマック最適化は行いません(2011年末をもって販売を終了しました)。

後継製品としてOS X Lion対応のプリンタードライバーを提供しておりますのでそちらを御利用ください。製品の形態が変わりますのでライセンスキーはCW Utilityとは別料金になります。

試用モードと通常モード

CW Utilityはダウンロードした時点では試用モードになっており利用制限として印刷が始まる前に1分ほど待ち時間があります。ライセンスキーをお買い求めいただき登録を行うことで通常モードとなり利用制限は解除されます。試用モードにおいても操作方法・印刷品質などは通常モードとまったく同じです。試用期間(30日)経過後も引き続きご利用になる場合はライセンスキーをご購入ください。

※動作確認をなさらずにライセンスキーを購入して使えなかった、動作確認をした時と環境が変わった(Mac OS Xをアップデートした等)ら使えなくなった、といったトラブルには対処致しかねますので、悪しからずご了承下さい。

→ダウンロード cwutility060919.dmg(配布は終了しました)

Mac OS X v10.3.9以降でお使いください。
Mac OS X v10.4.7で動作を確認しております。Mac OS X v10.4.xでは印字濃度スライダの位置が微妙にずれる、command+Vでペーストしたときメニューのハイライトが戻らないなど、見た目が少し意図しない状態になりますが印刷機能は問題ありません。
Mac OS X v10.5 Leopardでもなんとか動作しますが、印刷キャンセル時にプリントエンジンが予期せず終了する問題があります。
Mac OS X v10.6 Snow Leopardでもしぶとく動作します(Rosetta ソフトウェアが必要です)。

インストール

パッケージファイル CWUtility(zone0.ne.jp).pkg をダブルクリックして開き、インストーラの指示に従ってインストールしてください。システムフォルダにデバイスドライバ、アプリケーションフォルダ内に zone0 CW Utility がインストールされます。

※旧バージョンをお使いの方はインストールの前に、まずはアンインストールしてください。

使用方法

基本操作は、「印刷したい画像データをレーベルプレビュー領域にドラッグ&ドロップして印刷ボタンを押す」だけです。文字だけの紋切り型レーベルで良ければインスタントタイトル機能も使えます。

→インスタントタイトル機能解説

→CW Utilityのための画像データの作り方

CW Utilityメインウィンドウの構成と動作

メインウィンドウは印刷データの準備やプリンターのコントロールを行うウィンドウです。

  1. 上部レーベルプレビュー領域
    上側のレーベル面に印刷したいデータをここにドラッグ&ドロップします。
  2. 下部レーベルプレビュー領域
    下側のレーベル面に印刷したいデータをここにドラッグ&ドロップします。
  3. [クリア] ボタン
    選択されているレーベルプレビュー領域の印刷データを消去し、印刷データなしの状態に戻します。
  4. [文字入力] ボタン
    レーベル文字入力ウィンドウを開きます。インスタントタイトル機能でレーベルデータを作成する際に使われる文字の書式を設定できます。
  5. [トレイ排出] ボタン
    プリンターのトレイを排出します(CW-100/KLD-700は引き込むこともできます)。
  6. [リボン交換] ボタン
    インクリボン切れ、または他の色のリボンに交換したいときに使用します。印字ヘッド位置が左端でない場合は左端へ、左端にある場合は中央付近へ移動します。リボン交換自体は、どの位置で行っても良いので交換しにくいと感じなければ特に移動させる必要はありません。
  7. 印字濃度スライダー
    レーベルの印字濃度を調整します。プリンターに付属している推奨メディア一覧にあるメディアメーカー毎の印字濃度設定を参考に設定して下さい。
  8. [印刷] ボタン
    レーベルを印刷します。CW-100/KLD-700ではオートターン機構により上下のレーベルを一回の操作で印刷できます。CW-50/CW-70/KLD-300にはオートターン機構がありませんので、上下いずれか印刷したいプレビュー領域をクリック選択してから [印刷] ボタンを押して下さい。

ディスクをセットする方向

オートターン機構を搭載した機種ではトレイの奥側にあたる面に上部レーベルが印刷されます。CW-100を縦置きにした場合やKLD-700では、ディスクを横向きにして上部がトレイの奥側になるようにセットしてください。(カシオ純正ソフトとは逆向きですので御注意ください)

CW-50/CW-70では印刷は常にディスクの挿入方向に向かって手前側に行われますので、上部レーベルを印刷したい場合はディスクを逆さま(上側が手前になるよう)にセットしてください。

ライセンスキー購入方法

ライセンスキーは株式会社ベクターのシェアレジにて販売しております(※ 現在、受付を停止しております)。CW-100 UtilityはCW Utilityの旧称です。ライセンスキーはCW Utilityでも使えます。

購入:レジ作品番号 SR033573 CW-100 Utility for Mac OS X

※ライセンスキーおよびライセンスキー登録により利用制限を解除されたソフトウェアは料金をお支払いいただいた御本人様に限りお使いになれます。

アンインストール

CW Driver Uninstallerアプリケーションを起動して [アンインストール] ボタンを押せば、CW Utility ドライバ関連ファイルをシステムから取り除くことができます。その後、アプリケーションフォルダ内のzone0 CW Utilityフォルダをゴミ箱に捨てて下さい。

ライセンス登録

管理者権限を持ったアカウントでCW Utilityを起動して下さい。メインウィンドウを閉じると背面にライセンス登録ウィンドウがあります。ライセンスキーを正確に入力して [登録] ボタンを押してください。

ライセンスが正常に登録されればウィンドウは自動的に閉じます。ライセンスキーが間違っているなどの理由で登録できない場合、ウィンドウは閉じません。

※管理者権限を持つアカウントでないと登録はできません。
※再インストール/アップグレードした場合、このライセンス登録操作をやりなおす必要があります。

免責事項

ライセンスキー料金お支払いの有無にかかわらず、このソフトウェアおよびCWシリーズ/KLDシリーズ プリンターを使用もしくは使用できないことによって生じたいかなる損害についても補償は致しかねます。お客様ご自身の責任と判断において御利用くださいませ。

※このソフトウェアはゾーンゼロ・イカモノ堂が独自に開発したものであり、カシオ計算機株式会社様とはなんら関係がありません。したがってCW Utilityについてカシオ計算機株式会社様に問い合わせないで下さい。このソフトウェアについてカシオ計算機株式会社様には全く責任はありませんし、CWシリーズ/KLDシリーズ プリンターは Mac において動作保証されていません。

あの〜、プリンターがうんともすんともいわないんですが?

そもそもCWシリーズ/KLDシリーズ プリンターはWindows PCで使うことだけを想定して作られているためマックでは装置を認識させる(使用できる状態にする)ために一苦労する場合があります。旧型のカラフルなiBookや、旧型eMacとは特に相性が悪いようです(使えない?)。

→ CWシリーズ/KLDシリーズ プリンターを認識させるコツ

※アップルは改良と称してUSBドライバの動作をころころかえるので、OSのバージョンによって認識されやすくなったり逆にされにくくなったりするので困ったもんです。

(2003-02-28/2018-01-28)

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