iSightを購入した。といってもビデオチャットがしたいわけではなく単にFireWireビデオカメラとして使いたかったのであるが... 思わぬ問題に直面。
さて、早速撮影してみようと三脚を取り出した私... iSightにはネジ穴がないのに気付いたのであった(^^;。パッケージにはいくつかのスタンドが付属しているのだが三脚取付け用のものはない。調べてみるとKaidan社が三脚用のマウントアダプタを含むアクセサリキットを販売しているようだが、田舎に住んでる者には手近で簡単に手に入るようなしろものではない。
どうしたものかと思案信濃の善光寺、そうだL字型の金具があればPowerBook用のスタンドでクリップして固定できるんではなかろうか。と、近所のカメラ屋へ探索に出かけた。渡りに船とはこのことか、店を入ってすぐそこに展示されている商品、三脚・双眼鏡セットの取り付け金具がまさにそのものではないか。「すいません、この金具だけください。」へんてこな注文に親切丁寧に対応してくれた「カメラのキタムラ小坂店」さん、ありがとう。次はもうちょっとまともなものを購入するので勘弁ね。
さすがに金具だけの在庫はないのでお取り寄せとなったのだが品物が届くまでに、もっと簡単な方法を思いついてしまった。
初期のiSightには付いていないらしいのだが、2004年夏頃から出荷されているiSightにはマグネットディスプレイスタンドという、アルミ筐体のアップルディスプレイのために作られたスタンドが同梱されている。マグネットと言えば磁石。ならばネジが切られた鉄の板があれば解決ではないか。
ではさっそく作ってみよう。材料は、近くの日曜大工の店で買って来た1/4インチネジの六角ナットと内径6mm外径22mmのワッシャーである(ステンレス製を買わないように)。作り方はきわめて簡単。ナットとワッシャーを接着剤で貼付ける。それだけ。
御予算たったの126円(ワッシャーは袋詰めで入り数6したがって6個同じものができるので手抜きマウントアダプターの単価は21円ということになる)。
双眼鏡用ブラケットと自作手抜きマウントアダプター。
ミニ三脚に固定してみる。あつらえたようにピッタリ。
普通の三脚にもホレこの通り。
最初の計画、双眼鏡用ブラケットを使った取り付け。
この手抜き三脚マウントアダプターは、ワッシャー面にマグネットディスプレイスタンドを磁力でくっつけてるだけなので、カメラ(iSight)の着脱も簡単でとっても便利。
無事三脚に固定できたし、さあビデオ取り込みだ。iMovie3起動。あれ?なに?iMovieはiMovieでもiSightから直接取り込めるのは iMovie4 からなの?ならばFinalCut Express起動!DVカメラにしか対応してませ〜んってiMovie以下かい(T_T)。むなしくiChatのマイ iSightウィンドウの中の反転した自分の姿をながめる。う〜むiLifeを買えということか?
(2004-09-16)
Copyright© 2004 TAKAHASHI,Ryoji