私の住んでる地域でも、7月25日からフレッツ・ISDN が使えるようになった。
フレッツ・ISDN は、NTT のインターネット向け定額接続サービスである。 この手の、愉快なサービスは首都圏とか大阪府の中心部でしか利用できず、地方都市に住んでると指をくわえて見てるしかなかったので、ようやく始まるか待ちくたびれたぞヨレヨレである。
もっとも当初の予定では松山は提供地域に含まれていなかったのが、沖縄サミットに向けて「ニホンコクミンハ、コンナニモ、スンバラシイ、イナネットカンキョウヲ、ヒロク、リヨウデキルノデス」と自慢するために急遽増設された地域らしい。 サミットさまさまである(^^)。
さあ申し込むぞと、NTT に予約に行ったら対応している機種(TA, ルーター)がうんたらという話を聞かせてくれるし、メーカーもIP 接続サービスに対応うんぬんの情報を流しているので、一見、フレッツ・ISDN 対応機種を購入しなくちゃなんないように思える。
んが、御大層なサービス名が付いているが、ちょっと毛色のかわったダイヤルアップ接続にすぎないので、別に対応をうたっていない機器でも、
<自動的に切断しない>
<接続が切れたら自動的に再接続する>
の、2点を満たすように設定してやれば問題ないと思われる。 さらに付け加えれば、ISDN ではモデムと違って繋がるのも速いから、サーバーでも立てようなどと考えなければ別に常時接続しておく必要もないので、普通のPPP接続の設定でもよかろう。
ということで、NEC の ATerm IT60L/D(S) なる TA と、マイクロ総合研究所の NetGenesis4(かつて、アナログ専用線用に使っていたのが余ってた)を使って、Mac OS × 2, Win × 2, Linux × 2 の LAN(利用者は私1人(^^;)をインターネットに接続してみることにした。 7/24 から準備ばんたん、日付けが変わるのを待ち構えて、7/25 00:01 接続開始、あっさり成功。 寝よ寝よ。
簡単に接続できてしまってつまらんなあ、と思っていたのだが 7/25 午前 10 時ごろ一旦接続を切って、再び接続しようとしたところ、全く接続不能になってしまった。 TA との組み合わせが悪いのか、それとも、やはり対応機種でないとマズイすごい秘密が隠されていたのか? パソコンからの直接接続と、種類の違うルーター3機種をとっかえひっかえ、ゾーンゼロの持てるてくのろじーの全てを投入して復旧を試みたが、一向に回復のきざしは見えない... が、仕事の予定があるのでしかたなく外出。
昼過ぎに帰ってくると問題なく接続できるではないか?、(?_?)。
... 松山地域での「サービス開始時刻は、午前 11:00 からとなります」と書かれた、お申し込み内容のご案内が届いたのは午後3時ごろのことであった(お〜いそりゃないだろ > NTT 西日本)。
よし、次は ADSL だっ!
(2000-07-26)
マイクロ総合研究所によると NetGenesis4 はファームウェア Ver2.313以降で、フレッツ・ISDN 対応らしい。 7/27 日、発表。
(2000-08-09)
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