2009-11-16/2024-11-10
webloctourlはmacOS付属のウェブブラウザSafariが生成するインターネットロケーションファイル (.webloc) を、Windowsで使われるインターネット ショートカット (.url) に変換するユーティリティです。 Firefoxで使われるウェブサイトへのショートカット (.html) への変換もできます。
当サイトではmacOS用のwebloctourlコマンドをtarballに固めて配布しています。
webloctourlは、まかない
ターミナルから、curlコマンドを使ってtarball (webloctourl.tar.gz) をダウンロードします。 ※おまけとしてインターネット ショートカット (.url) をウェブサイトへのショートカット (.html) に変換する手抜きスクリプト urltohtml も含まれています。
% curl -O https://zone0.net/jp/2011/webloctourl/webloctourl.tar.gz
ダウンロードしたtarballを展開し、PATHの通っているディレクトリに配置します。 /usr/local/bin ディレクトリに配置する場合のコマンドラインは次の通り。
% sudo mkdir -p /usr/local/bin #展開先が存在しないなら作成する。
% sudo tar zxfv webloctourl.tar.gz -C /usr/local/bin
実行できることを確認します(macOS Big Sur 11以降に対応しています)。
% webloctourl -h
usage: webloctourl [-mdhV] file.webloc ...
-m output in HTML as in Firefox
-d delete webloc file after conversion
-h display this help
-V display program version
example:
webloctourl example.webloc
webloctourl -md example.webloc
webloctourlコマンドに引数としてインターネットロケーションファイル (.webloc) を与えると、それを元にインターネット ショートカット (.url) が作成されます。
% webloctourl -d example.webloc #example.urlを作成
オプション -d を指定すると、元のweblocファイルは削除されます。
URLファイルではなく、ウェブサイトへのショートカット (.html) を作成したい場合はオプション -m を指定します。近年はこちらがオススメ。
% webloctourl -md example.webloc #example.htmlを作成
すでに変換済みのインターネット ショートカット (.url) をhtmlファイルをウェブサイトへのショートカット (.html) に変換するには次のコマンドラインを実行します。
% urltohtml -d example.url #example.htmlを作成
オプション -d を指定すると、元のURLファイルは削除されます。